「持ち家と賃貸」どっちがいいの?

「持ち家と賃貸」どっちがいいの?

建物・家づくり

    はじめまして!2人暮らし新築専門店のツーライフホームです。

    「賃貸」と「持ち家」どっちが得なの??

    持ち家の購入を検討するうえで一番気になるところですよね。

    家を買うと資産になります。一方、賃貸の場合は資産にはなりませんが、状況に応じてフレキシブルに引越しが可能。

    この記事では、持ち家と賃貸、それぞれのメリット、デメリットを知り、自分に合う住まいの計画を立ててみましょう

    持ち家のメリット

    早速持ち家と賃貸と比べるとどういったメリットがあるのか見ていきましょう。

    持ち家のメリットは5つあります。

    ・資産になる

    ・建替えやリフォームが自由

    ・生活に合わせた間取り、設備を取り入れられる

    ・退職までに住宅ローンを完済すれば住居費の負担が軽くなる

    では、この5つのメリットについて解説していきます!!

    持ち家のメリット①:資産になる

    毎月の家賃と住宅ローンの返済額が同じであっても、賃貸住宅はいくら長く家賃を支払い続けても自分の資産にはなりませんが、持ち家であれば自分名義の資産となります。特に一戸建ての場合には基本的に、土地と建物ですから、土地については購入から長い年月が経過しても一定の資産としての価値が残ります。

    持ち家のメリット②:建て替えやリフォームが自由

    持ち家は自分の好きな空間を建て替えやリフォームで実現できます。

    現在の賃貸でも壁に穴をあけるのもNGなところが多く、どうしても自分好みの空間を作り上げるのに制限がかかってしまいます。

    それに比べると持ち家はより自由性が高い空間づくりが可能になっており、住んでいくと変わっていくライフスタイルに合わせていくことができます。

    持ち家のメリット③:生活に合わせた間取り・設備を取り入れられる

    間取りやデザイン、設備も自由に選べるのも持ち家のメリットです。予算や施工会社にもよりますが、賃貸より高い自由度で希望をかなえられます。

    ライフスタイルや家族構成・子どもの成長に合わせ、生活にぴったりな空間を作れるのは持ち家ならではでしょう。例えば、朝洗面台が混まないように洗面台を二つ設置したり、洗濯がしやすいように脱衣所から直接外にでて干せるようにしたり、キッチンに食洗器を付けたりなどより暮らしやすい住宅になるよう間取りや設備を選べます。

    家族が増えたり、こどもが独立して無駄な部屋を減らしたい等の時は増改築やリノベーションができます。

    持ち家のメリット④:定年退職までに住宅ローンが完済すれば住居費の負担が軽くなる

    よく、「マイホームを建てるなら若いうちに建てた方がいい」と言われるのは「定年退職後の住宅ローンの支払いがあるか無いか」が関係してきます。

    基本住宅ローンは最長35年、銀行によっては40年の返済期間で支払い期間を設定できます。やはり多くの方は住宅ローンの支払いを長く、月々の支払いを抑える形に設定される方が多いです。

    なぜなら、返済が長くても月々の支払いで余裕が出たときに繰り上げ返済で少しずつ支払い期間を短くできるからです。

    なので、多くの方は35年で返済をされます。仮に25歳にマイホームを建てたとすると住宅ローンの完済は60歳になり、退職金を住宅ローンに使わずに老後の貯蓄に回せます。

    持ち家のデメリット

    では反対に持ち家のデメリットは何でしょうか?

    ・賃貸に比べて簡単に引っ越せない

    ・住居費が下げられない

    ・メンテナンス費がかかる

    ・固定資産税、都市計画税がかかる

    以上の4つが持ち家のデメリットになります。

    では一つ一つ解説していきます。

    持ち家のデメリット①:賃貸に比べて簡単に引っ越せない

    持ち家を買ってしまうと、気軽に引っ越しなどでほかの土地に移動できないというデメリットが生じます。万が一転勤があったときや今の土地に不満がある場合も、持ち家だと気軽に住み替えはできません。

    持ち家のデメリット②:住居費が下げられない

    持ち家の場合は、毎月一定の金額を住宅ローンとして返済し続ける必要があります。

    また、設備の老朽化によるメンテナンス費や、毎年支払う固定資産税などの負担がある点にも注意が必要です。20年後30年後に支払い続けられる金額なのか、しっかりとシミュレーションしてから住宅を購入しましょう。

    持ち家のデメリット③:メンテナンス費がかかる

    持ち家では建物や設備のメンテナンスはすべて自己負担で行わなければならず、自身で業者などに手配し、修繕や修理にかかる費用も全額自己負担です。故障などはいつ起こるかわからないため、突発的な出費となりやすく、家計にも影響します。

    持ち家のデメリット④:固定資産税、都市計画税がかかる

    住宅を「所有」すると、固定資産税や都市計画税などの税金が発生します。住宅ローンを組む際には、ローンの返済だけでなく、税金の支払いまで含めた資金計画を立てる必要があるでしょう。

    固定資産税や都市計画税は、住宅を所有している限りかかるため、住宅ローンの完済後も負担が残ります。

    賃貸のメリット

    では、賃貸のメリットについてみていきましょう

    ・いつでも自由に引越しができる

    ・設備の交換や修理費の負担が無い

    ・収入の変化に合わせて住居費をコントロールしやすい

    3つのメリットが出てきました。一つ一つ見ていきましょう!

    賃貸のメリット①:いつでも自由に引越しができる

    子ども生まれたり、一人部屋が必要になったりしたタイミングで広めの家に引っ越す、子どもが独立して夫婦2人になったタイミングで、1LDKや2LDKのコンパクトな間取りの家に引っ越す、勤務先に近い家に引っ越すなど、賃貸住宅であれば、ライフスタイルの変化にあわせて、間取りや住む場所を比較的自由に変えられるメリットがあります。

    状況に応じて、必要な間取り(広さ)や立地の物件に住み替えしやすいことは、持ち家にないメリットでしょう。

    賃貸のメリット②:設備の交換や修理費の負担が無い

    賃貸住宅では、建物のメンテナンスはオーナー(大家さん)が行います。また、部屋に備え付けられている設備が経年劣化などで故障した場合も、修理や交換にかかる費用はオーナー負担であることが一般的で、故意に壊したようなケースを除けば、基本的に入居者の負担はありません(賃貸契約の内容によっては、入居者負担が生じる場合もあります)。

    賃貸のメリット③:収入の変化に合わせて住居費をコントロールしやすい

    住宅ローンのように約35年間決まった金額を支払っていくのではなく、収入の変化に合わせて住居を変えることで家計の負担を減らせるところが賃貸のメリットです。

    賃貸のデメリット

    では逆の賃貸のデメリットの方も見ていきます

    ・ペット可の物件が少ない

    ・一生家賃の支払いが続く

    ・高齢になった時に更新ができないことがある

    3つの賃貸のデメリットを見ていきましょう!

    賃貸のデメリット①:ペット可の物件が少ない

    最近、コロナウイルスの影響で在宅ワークが増えたことにより、お家でペットを飼い始める方が増えてきています。

    私もいつかはゴールデンレトリバーなどの大型犬を買いたいと思っています。しかし、賃貸の場合ペットの飼育が許されている物件が非常に少なく、あったとしても種類が限られていたり、賃料が割り増し等条件が厳しい場合がほとんどです。

    これからペットを飼いたいかたにとってはこのデメリットは大きいのではないでしょうか。

    賃貸のデメリット②:一生家賃の支払いが続く

    賃貸の場合、持ち家の住宅ローンのように完済が無いため一生涯支払いが続きます。数十年住んで家賃を支払っても自分の家にすることはできません。

    高齢になって年金暮らしになっても、高額な家賃を払い続ける必要があるのです。また高齢になると、物件の更新や新たな賃貸契約を断られてしまう恐れがあります

    さらに老後になると、収入源が年金のみになってしまった場合、家賃が経済的に負担になる可能性が高くなります。老後資金に不安がある方で賃貸を選ぶ場合はその物件が自己資産にならないことは必ず覚えておくようにしましょう。

    賃貸のデメリット③:高齢になった時に更新ができない場合がある

    高齢者が賃貸物件をなかなか契約、更新できない理由としては、身体的なものと金銭的なものに分けられます。身体的な面についていえば、高齢者が1人で暮らしている場合、部屋の中で体調が悪化してしまい、そのまま亡くなってしまうケースがあります。

    貸主としては事後処理が大変になってしまうだけでなく、物件の資産価値を低下させる要因にもなってしまいます。そのため、高齢者の単身世帯に部屋を貸すことに消極的になってしまう面があるのです。

    また、金銭的な面についていえば、老後資金に余裕がない人もいるため、家賃を滞納されてしまうのではないかといった懸念も生じます。高齢者の場合は家賃を滞納されると、後から回収するのが難しいといった背景もあるでしょう。

    貸主側の視点に立ってみれば、高齢者に部屋を貸すことに一定のリスクを負ってしまうので、入居審査を厳密に行っていく形になります。

    まとめ

    最後まで読んでいただきありがとうございます!

    いかがだったでしょうか?今回は「持ち家と賃貸はどちらがいいのか」という内容で解説していきました。

    持ち家の方は将来的にみると早めに購入した方が退職金を生活費に充てられるため生活も楽になります。

    しかし、近隣トラブル、収入の減少などの予想しない出来事に対しての対応が難しくなってきます。

    持ち家に対し賃貸は近隣トラブルや収入の減少などの予想できないことに対して容易に引越しができるため対応がしやすくなってきます。しかし、先々のことを考えると更新ができなかったり、契約ができない、住宅ローンと同じ金額を支払っても払いおわりがない等老後の負担を考えると賃貸では不安になります。

    私の意見になりますが、

    退職までに住宅ローンを完済できる人は老後の生活を考えて持ち家がおすすめ

    ライフスタイルの変化に柔軟に対応したい人は賃貸がおすすめです。

    この記事を読んで持ち家と賃貸で迷っている方の参考になれれば幸いです!

    では、また次のコラムでお会いしましょう!ありがとうございました!

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